結末
「お兄ちゃん、おトイレ~一緒に付いてきてよ~」
「しょうがないな~、じゃあお兄ちゃんが一緒に行ってあげるからね」
俺は妹が好きだ…
「ねぇねぇ…一緒に寝てもいい?怖いの…」
「ああ、一緒に寝よう!」
溺愛してると言ってもいい。
「お兄ちゃんの体…温かいね」
「奈々のだって…温かいさ」
そう…この年の離れた血の分けた実の妹を俺は…
「なぁ…奈々、お兄ちゃんの事が好きか?」
「?うん、大好きだよ」
「じゃあ…いいよな」
妹ではなく、一人の女として…
「痛っ!痛いよ…お兄ちゃん!!」
「我慢しろ!優しくするから…んっ」
「ひゃぅぅ!!あぁ…っ!」
その未だ幼い身体を…求めてしまった。
そしてそれは一夜の誤ちだけでは済まず俺達は…
「お兄ちゃん…気持ちいい?」
「ああ、上手くなったよな~奈々…」
「うん、だって…お兄ちゃんに気持ちよくなってもらいたいし…んっ」
兄と妹の一線を超えてしまった日から、この禁断の行為にハマってしまってた。
中毒と言っていいだろう程に毎晩毎晩と…あるいは親の目を欺き昼夜問わず一日中…
妹と俺は愛し合っていたんだ、そして一年が経過した。
「頼む!江車…俺に協力してくれ!!」
「は?」
通っている予備校で俺はある男に声をかけていた、そいつの名は『江車正』
外見的な問題もあるが、この男は特殊な趣味の性癖をもっているという悪い噂しかなく、
この予備校には奴の友人は皆無だった。
当然に俺とも接点は無く、こうして話し掛ける事はこれまで無かった、
だけど今の俺には、どうしてもこの男の協力が必要だったんだ。
「こっちだ、入ってきてくれ」
「お邪魔しま~す!」
江車を自宅に連れて来た俺は、そのまま目的の部屋へ向かう…
本当はこんな奴を会わせたくないんだがな…
そう、もし噂通りに幼女愛好家という噂が本当なら、格好の獲物を見せたくない。
「お兄ちゃん!お帰り!!」
「ただいま、具合はどうだ」
「全然に平気だよ…今はもう基本的に何て事ないしね」
目的の部屋は妹の部屋だった、そこで妹の奈々はベッドに寝かされている。
実は妹は数ヶ月程前より微熱が続いて、激しい吐き気をもよおし苦しんでいた事がある、
最初は風邪だと思われてたが、変に期間が長く…親が何かの病気と思い悩むほどで、
こうして学校も休み、家で安静にされていたんだ。
だがそれも一ヶ月前に収まったわけだが、それとは別に…いや関係があるのか、
身体にある変化が起き始めてた、それを心配し体調が落ち着いた今も、
こうして休まされてる…しかしその変化は収まらない、
むしろ悪化する一方だった、その為に本格的に医者に見せようという話になってきてる。
だがそれはマズイ…この変化の原因を俺には何となくわかってるのだから。
「この人…お兄ちゃんのお友達?」
奈々は俺の背後に居る見知らぬ男性に気付き、少々怯えながらに尋ねてくる。
怯えるのも仕方ないか、何だかこいつ…奈々にやったら熱い視線を向けているようだったから、
鼻息も荒くさせてるような気がする…噂は本当だったのだろうか?
「ほら、言ってたろ…お兄ちゃんが通う予備校に医者の息子が居るって」
それも産婦人科がある病院の院長の跡取息子だ…しかもこの男も親の跡を継ぐべく為に、その道を行くという話を聞いていた、
だからこそ俺は本来なら妹に会わせたくない奴を連れてきたんだ。
「こんにちは奈々ちゃん、僕は江車って言うんだ、よろしくね」
「よ、よろしくお願いします」
「じゃあさ、さっき説明した通りに頼まれてくれるか?」
俺はここに来るまでに、ある程度の事を話していた、
当然ながら内容に奴は驚いていたさ。
「わかったよ、じゃあさ…お腹を見せてくれるかい?」
妹は恥ずかしそうに顔を真っ赤に染めて…
俯きながらに身体を布団から出し、着込んでいたパジャマを捲り上げる。
その目立ってきたお腹を江車に見せる為に…そして奴は実際のそこの変化に、
また驚かされていたようだ、幼い体格の妹が不自然にぽっくりと膨れたお腹を晒していたのだからな。
「話を聞いた時はまさかと思ったけど…これは凄いな…触診するけどいいね」
「あ、ああ」
正直なとこ、こういう趣味な男に妹の大切な身体を触られたくないが、
診察だというなら止めれない。
承諾すると江車は晒され膨らみを見せる腹部に、自分の手を乗せ摩った。
「んっ!ん…」
こそばゆいのか奈々は可愛らしい声を漏らし反応する、この声を聞かすのも癪だったな。
「うむ…やっぱ詳しい事は分からないが、これは間違いなくあれだ…おめでたに違いないよ」
「!?そ、そうか…やっぱり…」
実のとこ、この外見を見ただけで素人の俺でもわかったくらいだ、
だから覚悟はしてたが…医学知識のある他人に言われると、かなり衝撃だった。
「おめでたって…やっぱり私の中に、お兄ちゃんの赤ちゃんできちゃったんだ」
「そうだよ~でも、やっぱり詳しく診察した方がいいな…明日でもウチに連れてきた方がいいよ」
確かにきちんと医者の診察を受けさせたいのは山々だった、
だけどそれはつまり兄と妹での禁断の行為を世間に晒すこと、そんな事ができる筈ない…
俺はともかく、妹の人生まで滅茶苦茶になってしまう!
「親父なら平気だよ、そういう事情込みの客を理解し、協力してくれるしね」
「そ、そうなのか?」
「ウチって、そういう事情ありの御用達の病院でもあるからな」
それなら…任せてもいいかもしれない、どうせこのまま黙っていても、
近い内に親にバレるのは時間の問題なのだから…
そして次の日、俺は江車の親が経営する病院に妹を連れてきてた。
「え!入院ですか…」
そこで江車の父親である院長に見てもらった結果、妹の入院を進められた。
「うむ、やはりまだ未熟な母体だからね、正直このままの状態で出産を迎えるのは危険だな」
それは分かってた…だがショックだった、愛しの妹と離れ離れになると考えると…
「それに君達の親の目を騙すなら、この方が都合いい」
この院長が言うには、親には腹部が膨らむ症状の出る、
長期治療が必要な病だという話にするそうだ。
「奈々ちゃんの為にはこの方がいい、あのお腹で外を歩かせるわけにもいかないだろ」
確かに、今日だってここまで来る途中だって、好奇の目で見られてたし…
これからもっと目立つ外見になるのだったら、任せた方がいいよな。
「それと…生まれてくる子供の事だが」
「私の、生んだ子にしてあげるわ」
「えっ!?」
振り向くとそこには綺麗な少女と呼べるくらいに若い看護婦さんが立っていた。
そして彼女は…腹部が膨れてた、妊娠してるのかな?
「彼女は私の妻だ、ちょうど良く君の妹と同じ妊娠状況でもある」
「だから…書類的には私達の子に偽装するのよ、うふふ」
え、ええ!?この女性が妻!!どう見ても院長の数倍近い歳の離れがあるじゃないか!
でも偽装の件は、表立って俺と奈々の関係が明かせない中では、ありがたい申し出だった…
もちろん本当は二人の子にしたいけども、それは法が許さなかったのだから…
「わかりました、ありがとうございます!何から何まで…奈々をよろしくお願いします!」
院長先生はポンと俺の肩を掴み、任せておいてくれと微笑みながら言ってくれた、
おそらく出産まで数ヶ月…妹と離れ離れになり寂しいが、
仕方ないよな…本来は破滅してもおかしくない状況だったのだから。
妹とまた一緒に暮らせるまで時間がある、
その間に俺は二人が幸せになる方法を模索するつもりだった。
ただ情欲に身を任せ暴走させた結果…全てを終わらせかけてたのだからな。
そう…終わってない、俺達はまだ…
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「お兄ちゃん…」
私は入院する事になりました、このお腹の…お兄ちゃんの赤ちゃんを産む為に。
その為にお兄ちゃんの友達が用意してくれた病院の個室に私は居ます、でも一人ぼっちは寂しいな…
お母さんやお兄ちゃんが持ってきてくれた玩具や、漫画とかもあるけど。
やっぱりお兄ちゃんが居ないと寂しいの。
「早く…私の赤ちゃん出てきてね、そしたら…お兄ちゃんと一緒にまた…」
大好きなお兄ちゃんの事を考えながら、このお腹を摩る私…
この中に二人の愛の結晶があると思うと怖くもあるけど、嬉しかったの。
だから…もしこの子が生まれてきたら、私の手で育てたいと…
お兄ちゃんからも無理と言われた願いをしてしまう。
これがお母さんになる気持ちなのかな?私…まだ子供なのに、そんな時にでした。
コンコン
部屋の扉からノックが聞こえてきたのは、診察かな?
「はい!あ…江車のお兄ちゃん?」
「やぁ、暇してるかなって話し相手になりにきたよ」
入院してから江車のお兄ちゃんは何度も会いにきてくれました、
最初に会った時は何だか不気味な感じがして怖かったけども、
こうして何度も話してると、そんな感じはしなくなったの。
よく身体を触ってきて変に見つめてくる時もあるけども…優しいし良くしてくれるから、
お兄ちゃんの次に好きな男の人になってるかもね、えへ。
「あはは~うん、私も好きなの、そのアニメ~可愛いもん!」
「そうだよね~萌え萌えだし、えへへ」
玉によく分からない事も言う時もあったよ、どういう意味なんだろ?
でも話が合う人が身近にいて、寂しさを紛らわせてくれるから、感謝してるよ。
「そうそう、実は奈々ちゃんにしなきゃ駄目な事があるんだ」
「え?」
唐突に思い出したように、江車のお兄ちゃんは手を合わせポンッと叩き、
顔を私に近づけてくる、そして告げたの…院長先生から頼まれた事を。
それを聞いて私は驚愕しました…だって信じられなかったんだもん。
「あの…本当に、これって必要なんですか?」
「そうだよ、こうして狭い奈々ちゃんの膣を拡張してあげるんだ」
江車のお兄ちゃんと私は、裸になってました…そして私のおちんちんを入れる穴にね、
でかく赤黒い変な固まりを入れようとしてたの。
「この僕の肉棒で、赤ちゃんが産み易くなれるように、慣れさせてあげるよ」
「お、おちんちん?」
それもおちんちんなの?お兄ちゃんのと全然違う…
だってお兄ちゃんのは、もうちょっと小さくて可愛らしかったんだもん。
「そうだよ、奈々ちゃんは力を抜いているだけでいいからね」
「う、うん…」
本当は嫌…診察と言ってるけど、これってエッチだよね、お兄ちゃん以外の人に
エッチされるの嫌だよ…だけどお腹の子の為なら、我慢しなきゃいけないよね…
だってお医者様の言う事なんだもん…
でも怖かった、だって…それは大き過ぎて、とても入らないと思うから。
だけども江車のお兄ちゃんは…それを入れてくるの。
グチュッ…
「あっ!あぁ…うぅっ!!」
ビクッて身体が震えて、その大きなのが入ってきた…
お兄ちゃんのと違うおちんちんがこの中に…
グチュゥジュブゥゥ!!
それも激しく!入ってきてるのぉ!!
「あぁ!うっ…あぁ!!」
「ほら、挿入していくよ…奈々ちゃんの可愛いおまんこを拡げて、僕のおちんちんがね」
「あぁ!な…何コレ…んっ!!」
全身に響く凄い衝撃、そして驚きが溢れてくるの!だって…
「お兄ちゃんと…違う、何で…あぁん!」
お兄ちゃんとした時も、激しかったけど…江車のお兄ちゃんとは、
感じるのがそれ以上だった…中で思いっきり擦られて掻き回されて…感じるのが激しいの!!!
「あぁ~流石に小さいまんこだな、窮屈だよ~へへ」
「んくっ!あぅ…あぁ!!お兄ちゃんは…そんな事を言わなかったのに…んっ!」
「そうなんだ、という事はそれくらいのサイズって事か、あはは!」
何がおかしいのか分からないけど、江車のお兄ちゃんは笑い出したの、
そして…突き入れてきます、私の中に深くいっぱいに…入れてゆくの!
「んくっ!あぁ…んんっ!あぁ!!」
「凄い悶えようだな、気持ちいいのかい?んっ!!」
「わかんな~い…あ…でも凄いのぉ!!あぁ!!」
でもでも、こんな大きいの入れちゃあ…お腹の赤ちゃん潰れちゃいそう…
現にお腹…中から持ち上げられてる感じがするし、赤ちゃん驚いちゃうよぉ!!
「そっかそっか、じゃあ…このまま勢いよく出してあげるからね」
「ふぇ?あ…あぁん!!」
また一段と激しく動き、この私のお腹におちんちんを入れてきてる、
アソコ…何だか凄く拡げられてるみたい、赤ちゃんに当たってないよね…
ドブゥゥ!!!!
「ひゃぅ!!あぁっ…熱いの…あぁ!!」
そしてね、出されちゃった…あの熱くて粘ったのが、それはお兄ちゃんに出された時よりも、
勢いと量があるように感じました…そしてイっちゃたんだ。
「はう…あぅ…あぁ…」
「はぁはぁ…奈々ちゃんもイっちゃたか、へへ…おまんこの中はドロドロだよ」
いつもエッチが終わった後に感じる、あの呆けたような気分になりながら、
全身が震えてました…それも何だかいつもよりも呆けてる気がします、
頭に中が真っ白だもん…凄かったからかな?
いつものお兄ちゃんとのエッチよりも…
「さて、もう一度…しちゃおうか」
「え!まだするの…??」
「当然だよ、これは奈々ちゃんが元気な赤ちゃんを生む為に必要な準備なんだからさ」
そう言った江車お兄ちゃんは、また動く…このお腹に入れたままのおちんちんを。
深く入ってたのが抜かれていくと、まるで中身が抜かれそうなくらいに感じてた、
そしてそれをまた深く入り込ませていく、それを何度も何度も繰り返していくの。
「あぁ!感じる…中でおちんちん暴れてるよぉ!!」
「奈々ちゃんのまんこを僕の形にしてあげるからね~」
こうしてまたあの粘々したのを出すまで、何度も江車お兄ちゃんは続けました。
それから何回出されたのかな…数えてないからわからないけども。
「あう…あぁ…んんっ」
「えへへ…流石に出しきったよ~拡張おまんこからドロドロ精液が溢れてきてるよ」
うん…私にも自分のアソコから白いのがドロドロと出てるのが見えてる、
それにね散々にでかいの入れられたからか、私のアソコ…
かなり拡がってるように感じるの…内側までがスースーしているし…
「ふむ、丁度いいタイミングだったかな」
「パパ!ナイスタイミングだったよ」
あ…院長先生だ!いつの間に部屋に入ってきたのだろ?
すぐ傍で看護婦さんと一緒に院長先生が、江車お兄ちゃんの診察が終わった私を見てました。
「さて、次は私が正の代わりに診察の続きをしてやろう」
「え…お、終わったんじゃ…?」
「まだまだだ、ここはまだ狭過ぎる、せめて私と正のが全て納まるくらいに広げてやらないとな」
そう言って院長先生も取り出したの…ズボンを脱いで、おちんちんを…
それも大きかった、かなり迫力があったの。
あれが入っちゃう…また、私の中に入って拡げられていくのかな。
そして…気持ちよくなるんだ、私…苦しかったけど気持ち良かったの、
お兄ちゃんとした時の何倍も…何倍も…
「ひゅっ…ひゅぅ…」
「くく、流石にこの歳で我々親子の肉棒は辛かったかな?」
「でも、才能あるよ~沙耶さんと違って薬無しでここまでできちゃうなんてね」
「確かに…くく、万が一と用意してたが無駄になったな、沙耶くん後は頼むよ」
「はい、先生…いえ、ご主人様」
全てが終わって、イキまくったせいで薄れた意識の中で、
院長先生と江車お兄ちゃんが部屋から出て行くのが分かりました、
ちなみに今の私…まるで人形さんのようでした、だって凄過ぎて何度も頭の中を白くさせられて、
限界を通り過ぎちゃっていたんだもん。
「うふっ…可哀想に、いえ羨ましいかしら?こんなに精液まみれにされちゃって」
「んっ…んっ…」
看護婦さんがタオルでドロドロになった全身を拭いてくれてる…
「奈々ちゃんのおまんこ、腫れてるわ…広がったままだし」
「んくっ…」
アソコも拭いてる、アソコ…どんな状態になってるのかな…
何だか凄い事になってそう、だって最後の方は…あんなに入れられてたし。
「幸せそうね、そう…まるで昔の堕ちた私のようだわ」
幸せ…確かに幸せかも、苦しく辛いけど…気持ちいい、満たされてるの。
こんなの知っちゃたら私…どうかなちゃうかも。
お兄ちゃんとして慣れた時も、そう感じてたけども…これはそれ以上だし。
「これで調教一日目なんだから、幼いのに怖い子…しっかり彼らの肉奴隷になりなさい」
看護婦さんは段々と眠り始めた私にそう囁いてた、でも何を…言ってるのかな?
私はその言葉を上手く聞き取れなかった…そして寝ちゃうんだ。
「治療と偽り調教を施され堕ちた私のように、奈々ちゃんも立派な奴隷になるのよ…ふふ」
私はまだこの時、自分の未来を知りませんでした。
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あれから数ヶ月経った、そんなある日に病院から俺に連絡があったのだ。
そう…妹が陣痛を起こし、出産すると聞かされた。
急いで駆けつける俺…あの体で出産に耐えれるのか不安だったから!
だがその結果は…見事に元気な赤ちゃんを産んでくれてたんだ。
「お兄ちゃん…見て、可愛いよ」
「ああ…頑張ったな奈々!!」
「うん…」
自分の子供の誕生に俺は激しく喜んだ、だがもう一つ別の理由でも歓喜してた。
それは妹が帰ってくる事だ、また俺と一緒にいられると思うと興奮し喜び続ける。
だが実際に退院すると、奈々は生まれた子供にかかりっきりなてっいた。
学校から戻るとすぐに病院に行き、自分の赤ちゃんを見に行く。
そして門限ギリギリまで戻ってこない、あるいは泊まっていく事もあったくらいだ。
「奈々ったら、入院してた時に沙耶さんという看護婦さんと仲良くなったそうよ」
「…いいのかよ、あんな子供が頻繁に外泊するようになってさ」
「う~ん、でも勉強だってみてもらっているそうだし、入院で遅れた分を取り戻せるなら許すわ」
俺は少し苛立つ…退院してからは、俺とまともに愛し合った事が無いのが原因の一つなわけだが…
でもしょうがないのかもしれない、今はどうしても生まれたばかりの子供を気にするのは…
だから待つしかなかった、やがて俺の元に戻ってくる筈だから。
その時に俺は言うつもりだ、互いの進学に合わせて上京し、一緒に…二人っきりで同じ部屋に暮らそうと。
それは同棲への誘いだった…。
だが、その願いは叶わない…何故なら月日の経ったある日に衝撃的な告白を聞かされたから。
「な、何を…言ったんだ!奈々!!」
「うん…私ね、結婚するの…もうすぐできる年齢になるから同時にね」
結婚…あまりに突然の話だった、俺もだが当然に親だって反対する!
だがそこで奈々は更なる衝撃的な事を告げた…
「私ね…妊娠してるの、彼の…子供をほら」
「!?」
妹が服を捲ると…膨らませたお腹が晒された、今はまだ小さいが明らかに孕んだ腹部があったんだ!
その既成事実に結婚は許される事になった…相手はあいつだったんだ。
それからまた時が流れ…俺は愛しい人のある姿を見ていた…
純白のウェディングドレスを着飾った最愛の妹の姿を…
そして彼女は教会で永遠の愛を誓う言葉を告げていた。
その横にいる遥かに年上の男性に向けて…
俺はその光景を見て思う、何処で間違ったんだ…
何故こうなったんだ!あそこに…俺以外の、しかもあんな奴を立たせるなんて…
悔しさに流す涙が、視界の光景をぐっしゃぐっしゃにしていく…
やがて式が終わり、妹に顔を見せないまま、俺は一人先に自宅に戻っていた、
そしてまだ片付けていない妹の部屋に入る。
妹が愛用してたベッドに、横たわりただ呆然と時を過ごす…
その時だ、何かが妹の学習机の上に置かれてるのを見たのは。
それは一封の手紙だった。
『愛しのお兄ちゃんへ…
急にこんな事になってごめんなさい、でも仕方なかったの…
だってあの人と結婚すれば、あの子と一緒に暮らせるし…
それにね、このままじゃ駄目だと気付いたから。
やっぱり私は妹だから、お兄ちゃんと結ばれたらいけないの、
だから私から離れる事にしました。
でも…私は今でもお兄ちゃんの事が好きだよ!
ずっと愛してるから…ね 奈々より』
「奈々…」
俺の手は握った手紙をぐしゃっと潰し、そして文面に涙を落としていた…
あまりに悔しくて悔しくて叫び狂いそうだった…
何で俺に黙って、勝手に決意したんだよ!!
互いに協力し合えば、絶対…法に触れようと結ばれて幸せになれると、
俺は信じていたのに…
ガチャッ
すると手紙と一緒に入ってた何かが落ちる…これはDVD?
『これは贈り物です、溜まったら使ってね!』
そう書かれたその白いDVDを、俺は部屋に置かれたDVDプレイヤーで再生した。
「あんっ!あぁ!!凄い…あぁ!!」
「あはは、凄い乱れっぷりだね~奈々ちゃん!」
「まったくだ、肛門もキュッと締めてきてるしな!」
「だって…気持ちいいんだもん!前も後ろも…あぁ!!」
…奈々が犯されていた、江車に…そして院長に!
「ほう、どっちが好きなちんぽなのかな、私か?正の方か?」
「どっちも…奈々のおまんことお尻…どっちも気持ちいいもん!」
「あはは、こんなに深く銜えて自分から腰振ってるからね~仕方ないな」
太いグロイ肉棒が、奈々の可愛らしいアソコに…そして尻穴に突き刺さっている!
「ふぅふぅ!だが兄貴のとは比べれるだろ?ほら…どっちがいい?」
「んあぁ!!比べれないよ~だって…お兄ちゃんの…可哀想だもん」
「あはは!仕方ないか、あのキツキツまんこだった時で満足する男だったからな」
「今の奈々ちゃんなら、物足りないか、あはは!」
「もっと…あぁ!!奈々のおまんこ、太い立派なので突いてぇぇ!」
あんなに…淫らに腰を動かし、快楽を貪る妹は見た事がなかった。
「おいおい、僕との子が居る子宮まで貫かせるつもりかい?んっ!」
「それいいな…正の子を産んだら試してみるか!だが今度は私の番だぞ」
「あぁ…はい、この子を産んだら…次の種付けはお父様に…んっ!」
「おお!また締めて…奈々は本当に種付けられるのが好きなんだな」
赤い顔をし瞳を潤ませ、悶えながらに甘い喘ぎを漏らし続け…
恥ずかしそうに奈々は頷いた。
「はい…好き、できちゃうのいいの…もっと産ませて、ご主人様達の赤ちゃん!」
「ああ、いいよ!子沢山になって少子化を防いでやろうぜ!」
「はは、まったく良い嫁を正はもったものだ、私の子まで身篭ってもらえるからな」
「だって…私のご主人様ですから…んっ!あぁ…二人とも…あぁ!!」
こんな幸せそうな表情の奈々は見た事がなかった…
「じゃあ出すぞ!はは、この膣内に熱いのを!」
「私は腸内に注ぎ込んでやる!濃いのをたっぷり!」
「はい…肉奴隷な奈々に下さい…精液を…あぁぁ!!!」
卑猥な言葉を続け、絶頂し悶え果てる妹に白いのがふりかかる…
それは…テレビの画像にかけられた白いのは、俺の精液だった。
「盛大にイったな…そうそう、奴隷ならご主人様の頼みを聞いてくれるよね」
「は、はい…何でも…んっ…」
「私のお得意さんが新妻の奈々君を大変お気に入りでね…是非に子を産ませたいと」
「…それがご主人様の望みなら…わかりました、その方のも妊娠します…んんっ」
お、俺は…何を見てるんだ?これが…俺達の辿り着いた結果なのか!
「…お兄ちゃん、私…幸せだよ、ご主人様の奴隷になれて、赤ちゃんたくさん産めて幸せ…えへへ」
こ れ が … 結末!!
ガシャアァァァァ!!!!!
「うがぁぁぁぁぁ─────────────!!!」
テレビ画面にリモコンを投げて壊し、俺は叫んだ…
何度も何度も…心の悲しみと怒りが収まるまで…
心が砕けていくのを感じながら吠えていた…いつまでも。